夜行バスは経済的に余裕があれば選択する人は少ないと思う。
シートは硬いし、夏場は体臭も気になるし、やっとこさ寝付けても休憩で起こされたりするし。
でもそんな夜行バスが大好き。
出発する前の先に座席に座ってる人と目がチラチラ合いながら自分の座席を探して、座る。
そのまま、後ろの人がいなかったらラッキー座席を下げる。いたなら、申し訳無さを漂わせてお願いする。
座ってすぐ夜行バスの旅の準備をする。飲み物や軽食をスタンバイさせて、ネックピローに一生懸命空気をぶちこむ。
イヤホンを付けて周りの音を遮断して、靴を脱ぐ。
そのまま丁度いい座り方を見つけて次の日の予定を考えたり、お店探したり。
ここまでは流れ作業でほとんど無意識にやってる。
夜行バスで好きなのは乗る時よりも降りるとき。
休憩でSAPAに降りると、蒸し暑い車内で火照ったせいもあり、身震いする。そのまま体を擦りながらなんとなくバスの駐車位置を確認してトイレに向かう。
このなんともいえない雰囲気がとてもすき。
一応チラッと売店を眺めるけど、たっかいお土産ばっかで誰が買うんだろうといつも思う。
SAPAの休憩は基本的に降りるようにしてる。別にトイレに行きたくなくても降りる。
それは雰囲気がすきなのもあるし、大好きなニチレイの自動販売機があるかもしれないと思うとどうしても期待しちゃう。
一番満足感を感じるのは目的地についた時。
バスタで降りれれば自分の中では割と良いバス。大抵は池袋とか鍛冶橋駐車場とか。
鍛冶橋駐車場で降りてキャリーバッグを転がしてる列の一員になってまっすぐ東京駅向かうときとかすごい好き。
高校生くらいまでは大人の世界に一歩踏み込んでる感じがしていたし、なにより上京したい気持ちがあったから嬉しかったんだと思う。
いざ上京してみたけど、なんだかんだで実家に帰るときは夜行バスを使ってた。
バイトもしてたから新幹線に乗る余裕はあった。
でも夜行バスで帰ってたのはやっぱり夜行バスが好きだから。
仙台駅の新幹線改札を抜けて、サンドイッチと飲み物を買う流れも好きだけど、やっぱり夜行バスのほうが好き。
ほとんど夜行バスの話になったけど、ブログ書こうかなって思ったのはニチレイの自動販売機の冷凍食品が食べたくなったから。
ハンバーガセットね。ぺっちゃんこのハンバーガーと申し訳程度のポテトとからあげ。
あの感じ。 たまらない。
貧乏まではいかないけどしょぼい食べ物ってなにかそそるものがあると思う。
2022年には完全に撤去するらしい。
とっても悲しい。
2022年までにハンバーガーセット3回くらい食べたいな。